CT検査・超音波検査・その他検査
CT検査・超音波検査・その他検査

CT検査とは

コンピュータ断層撮影法のことで、X線を照射して身体の内部(断面)を画像化する検査です。

検査でわかること

  • 頭部: 脳、血管系の疾患
  • 胸部: 肺、心臓、血管の疾患
  • 腹部: 肝臓、腎臓、膵臓、胆嚢の疾患
  • 骨盤: 膀胱、前立腺、子宮の疾患

種類

CT検査は、2種類に分けられます。

  • 単純CT検査: 造影剤を使用しない
  • 造影CT検査: 造影剤を使用する

小さな病変や正常部位とのエックス線透過性がほとんど変わらない病変は、単純CT検査だけでは診断が困難なことがあり造影剤というお薬を点滴から体内に注射することにより濃淡がつき、より正確な診断が可能となります。

(注意) 腹部CTや造影CT検査には食事制限があります。

当院のCT検査

2016年9月より、最新の被曝低減技術及び金属アーチファクト低減技術を搭載したTOSHIBA 80列 Aquilion PRIME Focus2を導入しました。

Aquilion PRIME Focus2

超音波検査とは

高周波数の音波が対象物(たとえば、腫瘍など)にぶつかり、跳ね返ってくる反射波をキャッチし、コンピュータ処理し画像化することで、身体の内部を観察します。
腫瘍の大きさや、その腫瘍がどのくらいの深さまで達しているのかをリアルタイムで検査することができます。放射線被曝の心配もなく、検査を受ける人の苦痛のないことが特徴です。

腹部超音波検査
肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓などを観察できます。
胆石症や胆嚢炎など急性期疾患の診断がその場で行うことができます。

乳腺超音波検査
乳腺にしこりがある方や痛みのある方など、心配な症状がある方にうけていただきたい検査です。

頸動脈超音波検査
動脈硬化の程度を把握することが出来ます。具体的には頸動脈内腔の脂肪の塊や石灰化の有無、血管の厚さ、血液の流れを観察します。特に、高血圧・糖尿病・高脂血症などの動脈硬化を進めやすい病気をお持ちの方の脳梗塞予防のために非常に有用な検査です。

超音波検査機器

当院採用 Xario200

診断に有用な疾患

肝癌、 肝血管腫、 肝硬変、 肝嚢胞、 脂肪肝、 胆石、 胆嚢ポリープ、胆嚢癌、 膵臓炎、 膵臓癌、 体表アテローム、 鼠径ヘルニア、乳腺炎、乳腺嚢胞、乳腺腫瘍、頚動脈狭窄など多数。

当院の超音波検査

体表・頸部・腹部・乳腺などを中心として検査を行っています。
平成26年4月より、 乳腺科女性医師による乳腺超音波検査を始めました。

超音波室

検査スケジュール

9:00~13:00 × ×
14:30〜18:00 × × × × × ×

※乳腺超音波検査は、土曜日のみ。 事前の検査予約が必要です。

その他の当院で
施行可能な検査

  • 院内採血・尿検査
  • 造影検査(胃バリウム検査・大腸造影検査)
  • 骨密度測定
  • レントゲン検査
  • 心電図検査・呼吸機能検査