胃内視鏡検査
胃内視鏡検査

上部消化管内視鏡とは

一般に「胃カメラ」とも呼ばれます。消化器系疾患の早期診断・治療だけでなく、適切な治療方法を選択するためにも活用されています。
当院では、吐血・下血などで発症する食道静脈瘤・胃潰瘍の止血処置など緊急の内視鏡的検査から胃癌の内視鏡治療(粘膜下層剥離術)まで幅広い治療を行っております。

逆流性食道炎の症例写真

逆流性食道炎

胃潰瘍の症例写真

胃潰瘍

出血性胃潰瘍の症例写真

出血性胃潰瘍

胃癌の症例写真

胃癌

診断可能な疾患

食道ガンジダ症、逆流性食道炎、食道静脈瘤、マロリーワイス症候群、食道癌、胃炎、胃潰瘍、胃癌、胃十二指腸ポリープなど

当院の胃内視鏡検査

当院では、越谷市の胃がん検診の一環として、胃・食道癌の早期発見を目的としたスクリーニング検査をはじめ、治療を目的とした精密検査(病変範囲の確認、組織学的診断のための生検など)と、専門的な見地での検査を行っています。
当院での手術療法や内視鏡治療だけでなく、連携病院への的確な情報提供で患者さまがスムーズな治療に入れるように心がけています。胃癌に対しては、適応が限られておりますが、粘膜下層剥離術(ESD)といった先進的な治療も取り入れ、より低侵襲な治療を提供しています。

内視鏡

検査スケジュール

9:00~13:00 × ×

当院の検査設備

当院の内視鏡検査設備は、より高精細な画像での観察が可能で、操作性にも優れた先進的で安全な内視鏡を提供できるオリンパス製を採用しています。また、機材の管理も徹底しています。内視鏡洗浄機を備え、衛生面にも配慮しています。

内視鏡

オリンパス社製 CLV290を導入

内視鏡洗浄機

洗浄機

内視鏡

保管庫

経鼻内視鏡・鎮静剤使用に関して

咽頭反射が強い方や治療目的の長時間の内視鏡検査では、点滴から鎮静剤を使用します。検査後には、薬剤の効果が切れるまで(2時間程度)休んでいただきます。

また、当日の車の運転もできません。経鼻内視鏡も可能ですが、経口内視鏡が困難な場合に限っております。

解像度が落ちるなど、早期の癌の発見には経口の内視鏡による検査が最良と考えます。適応を選んで施行しております。 詳しくは、診察時にご相談ください。

検査の予約について
(お電話での予約はできません)

経鼻内視鏡・鎮静剤使用

1番・2番診察室にて医師の診察を受けていただきます。
診察後に血液検査をしていただき、3番診察室で検査の日程を調整させていただきます。
採血は貧血の有無や感染症(B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルス・梅毒)の有無など検査に必要な項目となります。

なお、ヘリコバクターピロリ菌の検査については、検査の際に必要な場合(ピロリ菌がいそうな粘膜の場合)にのみ生検を行っております。どうしても検査を希望の際は、あらかじめその旨をお伝えください。

検査の準備・検査までの流れ

検査前日(自宅)

注意点

朝・昼食は制限ありません。

夕食は、牛乳・卵・脂肪類・消化の悪い食品はできるだけ避け、20時くらいまでに普段より軽く済ましてください。

内服薬は、普段通りに服用ください。

矢印

検査当日(来院前)

注意点

朝から飲食は避けてください。
ただし、検査開始の2時間前まではお水のみ少量でしたら飲水可能です。

朝の内服に関して
高血圧・てんかん・喘息・心臓病などの必要な内服は朝7時までに少量のお水で服用してください。